1月, 2016年

労弁東京支部第4回総会

2016-01-30

 昨日(2月29日)、日本労働弁護団東京支部の第4回総会が開催され、活動報告・提案、役員体制等が確認されました。
 東京支部は2013年に設立され、約3年間の活動をしてきました。事件検討相談会、学習会、都労委との意見交換会、地域労組との交流・共闘、多摩労働問題判例研究会への参加、ニュースレター発行、新人学習会(本部との共催)、労弁関東ブロックの活動への参加等に取り組んできました。昨年は、本部ホットライン(電話相談)を支部に移管し、3月~12月に3257件の相談に対応しました。また、ホームページの設立を準備し、2月1日には公開する予定です。
 支部事務局をまとめ、3年間の活動を支えてこられた水野英樹事務局長が昨日の総会で退任され、私・指宿が事務局長を引き継ぐことになりました。3年間に作られた基礎を大切にしながら、支部会員が楽しく参加できるような支部活動を目指していきたいと思います。
 皆様、よろしくお願いします。      弁護士 指宿 昭一

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入所挨拶(弁護士 中井 雅人)

2016-01-30

弁護士中井雅人は、2017年1月1日をもって、大阪で独立開業しました。
事務所名は、東京と同じ「暁法律事務所」です。
http://www.ak-osaka.org/

はじめまして。暁法律事務所 弁護士 中井 雅人 と申します。
私は、労働者と労働組合の権利のために闘うために弁護士になりました。そして、当事務所のこれまでの取り組みや、基本姿勢である「法を尊び,法に頼らず」という言葉に共感し、当事務所に入所することになりました。
私がなぜこのような弁護士になることを志し、当事務所に入所することになったのかを私自身の軌跡と共に、お話しいたします。

中井雅人弁護士

中井雅人弁護士

2005年、私は大阪府立大学人間社会学部人間科学科に入学しました。入学前は哲学や現代思想に関心をもっていましたが、いつの間にか演劇部に入っていて、1年生から3年生の後半までは、そこで遊んでばかりでした。ここではたくさんのことを学びましたが、法律はもちろん「勉強」とも無関係な日々でした。
2007年、大学3年生になって、後に卒業論文の指導担当となる先生と出会いました。大学の授業はあまり出席しなかった私でしたが、その先生の言葉にはとても力があり、かっこよく、吸い込まれるようにしてその先生の授業はすべて出席しました。これをきっかけに3年生の後半くらいから、いつの間にか勉強をはじめていました。
奴隷制度と人種について、近代帝国主義と人種差別の起源について、家事労働と女性の社会的地位について、グローバリゼーションと外国人労働者についてなどマイノリティにまつわる研究分野と出会い、世界を見る視点が大きく変えられる思いがしました。なかでも外国人労働者問題に強い関心を持ち、「グローバル時代における移動労働者の地位とその論じ方」という卒業論文を執筆しました。移民が例外的どころか不可避的で常時存在する世界的現象であった歴史を踏まえたうえで、グローバリゼーションが進行する現在、先進諸国の政策及び資本の利潤創出行為がどれほどの貧困を生み、移民・難民を生みだしたかという構造分析を行い、日本の外国人労働者の現状とその展望を明示することを目的としました。研究を進めるなかで、歴史と現状とその構造を知れば知るほど、実際に彼らの役に立ちたいと強く思うようになりました。特に、外国人研修生・技能実習生が置かれた状況を知り、強い憤りを覚えました。こうした問題に取り組む活動家や弁護士がいることを書籍等で知りましたが、それでも2008年当時は今ほど活発なものではありませんでした。徐々に、「よし、自分が弁護士になって闘おう。」と思うようになりました。
この頃、大学の中だけでの研究には満足できず、「現場」を知りたいと考え、大阪にあるTRY(外国人労働者・難民と共に歩む会)という支援団体に加わり、入管法違反と判断された外国人(日本に家族がいる人、難民など)が収容されている収容施設に面会活動も行いました。この支援団体は労働組合(1人でも加盟できる合同労組)とつながりが深く、この労働組合で外国人に限らない「労働者」の問題も学ぶと同時に支援活動をしました。
そして、当事務所所長の指宿弁護士が、これらTRYや労働組合の顧問していた関係で、指宿弁護士と出会い、その活動内容や理念に共感し、本格的に労働者や外国人のために闘う弁護士を志すことを決意しました。
それから法科大学院を修了し、3回目の受験で司法試験合格しました。法学部出身ではない私にとって、とても大変な道のりでしたが、当事務所所長に比べれば大した苦労ではありませんので割愛します。
2014年11月に司法修習生となり、7月集会(昔は1月集会)という有志の司法修習生が開催する社会問題をテーマとするシンポジウムの実行委員をしました。演劇部のころのように没頭できる活動でした。
2015年12月17日、弁護士登録と同時に当事務所に入所しました。改めて振り返ってみると、私は、目の前の関心、やるべきことに熱中し、いろいろな出会いに支えられ、ここまで進んできたのだとわかりました。私の原点ともいえる卒論も、今読み返すと、若さや情熱にあふれたもので、読んでいて恥ずかしくなる箇所もあります。これからもこの情熱を忘れることなく、初心を忘れることなく、労働者や外国人のために闘う活動をしていきます。

2016年1月 弁護士 中井 雅人

国際自動車残業代請求第一次訴訟で最高裁要請行動

2016-01-19

本日、国際自動車残業代請求第一次訴訟で、首都圏なかまユニオン、全国際自動車労働組合、弁護団で最高裁に要請行動を行いました。

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<要請文>

最高裁判所第三小法廷御中
                     2016年1月19日
                      首都圏なかまユニオン 
                       委員長 伴 幸生

                      全国際自動車労働組合
                        委員長 伊藤 博

                      全国際自動車労働組合顧問弁護士
                        指宿 昭一
                        谷田 和一郎

国際自動車の残業代裁判に関する要請

 2012年5月21日、全国際自動車労働組合の組合員は、国際自動車(株)の不払い残業代の支払いを求めて東京地方裁判所に提訴しました。
 国際自動車(株)は、タクシー会社大手のKmグループに所属するタクシー会社です。同グループは、東京地区においては日本交通と並ぶ最大手の事業者です。
 国際自動車(株)においては、歩合給制度を採用し、時間外手当・休日手当・深夜手当を支給していませんでした。実際に発生した歩合額から、時間外手当等を差し引いて、乗務員に賃金支払いをしていたのです。乗務員が時間外勤務を行い、どれだけ時間外手当等が発生したとしても、全くの同額を歩合給から差し引かれることになるので、乗務員への実際の支給額は全く増加しないの賃金制度でした。
 東京地方裁判所判決、東京高等裁判所判決は、国際自動車(株)に、労働基準法37条の趣旨に反するから、残業代の支払いを命じる判決を出しました。しかし、国際自動車(株)は、判決に従わないで最高裁判所に上告しています。
 最高裁判所は、国際自動車(株)の残業代不払いは、司法として、誤りであることの最終判断を早急にされることを要請します。
 労働基準法は、時間外労働は例外であり、時間外労働をしたら、割増して賃金を支払わせて、そうすることによって時間外労働に規制をかけています。
 しかし、国際自動車(株)は、時間外労働、深夜労働、休日出勤に対して賃金を支払っていません。こういう労働基準法の趣旨に反する行為に対して、早急に、司法として違法であることを示す判断されることを要請いたします。

うさぎの医療過誤事件判決延期

2016-01-08

1月14日(木)13時15分、東京地裁411号法廷で、原告(飼い主)の代理人として2年以上にわたり闘ってきた、うさぎの医療過誤事件の判決がある予定でしたが、裁判所から、判決期日を延期し、弁論を再開するという連絡がありました。
判決日が決まったら、改めてお知らせします。

●判決は6月13日(月)13時15分、東京地裁415号法廷で言い渡されます。
●また、判決期日が延期になりました。6月16日(木)13時05分、東京地裁411法廷で言い渡されます。

写真は、亡くなったうさぎです。
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うさぎ写真(骨折後)

10.8ウサギの医療過誤訴訟の本人尋問@東京地裁411法廷(傍聴歓迎)暁法律事務所HP
http://www.ak-law.org/wp-admin/post.php?post=1412&action=edit

謹賀新年

2016-01-01

謹賀新年
 法律事務所設立から8年4ヶ月が経過し、昨年12月には、新人・中井雅人弁護士を迎えました。
 昨年は、タクシー会社であるKmグループ国際自動車で、歩合給から残業代等を控除する賃金規則は労働基準法37条の趣旨に反し無効という一審・控訴審判決を勝ち取り、続いて、178名の原告で約3億円の不払残業代等を請求する同じ趣旨の訴訟を提起しました。また、外国人労働者受入問題について、参議院内閣委員会に参考人として呼ばれ、外国人家事労働者受入に反対する意見を述べる等の取り組みをしました。
 今、非正規労働者数が全労働者の4割を越え、ブラック企業、追い出し部屋等がはびこる中で、本当に労働者の権利を守ることのできる労働組合と労働運動の発展が求められていると思います。弁護士として、そういう労働運動を支援し、共に闘っていきたいと思います。
 本年もよろしくお願いします。   

2016年 元旦

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〒169-0075東京都新宿区高田馬場4-28-19
            きりしまビル4階 暁法律事務所 
                  弁護士 指宿 昭一
電話03-6427-5902/FAX03-6427-5903
e-mail:ibu61@nifty.com   HP :http://www.ak-law.org/

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