第1回被仮放免者臨時法律相談会

本日4月13日(土)、関東弁護士会連合会主催の第1回被仮放免者臨時法律相談会が開催されます。
 
再審情願というのは、在留資格のない非正規滞在外国人が在留特別許可(在特)を求めて入管に申立をする手続きです。配偶者や家族が日本人だったり永住者だったり、母国に帰れない事情がある外国人の場合、在特が認められる可能性がありますが、手続きの方法が分からずに、申請ができない方が多くいるため、同連合会外国人の人権擁護に関する委員会で企画し、支援者の援助を受けて準備を進めてきました。
 
同連合会には外国人の人権救済委員会があり、非正規滞在外国人の問題についても熱心に取り組んでいます。私は、2011年と2012年度に同委員会の副委員長を務めました。
昨年(2012年)9月21日、「外国人の人権-外国人の直面する困難の解決をめざして-」をテーマとして,関弁連平成24年度シンポジウムが開催され、シンポジウム後の定期大会において,外国人の直面する困難の解決のため,関係諸機関に施策の実施を求めるとともに,同連合会も全力を挙げて取組む旨の宣言が採択されました。シンポジウム後には、委員会内に、入管PT(プロジェクトチーム)、外国人労働PT、アクセス問題PTなどが設立され、それぞれ活発に活動をしています。今回の相談会は、入管PTが準備して実現に至ったものです。
 
相談会にはマスコミの取材も入る予定なので、報道される可能性もあります。この問題について、多くの人に知っていただける機会になればと思います。
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