昨年12月、筑波大学が、学生寄宿料を最大2.1倍に値上げするという報道が出て、学生の間で不安と反発が広がっているようです。私にも、多くの情報や批判的意見が学生から寄せられています。
本日(2026年2月15日)、筑波大学学生宿舎に入居中の学生有志という団体から、「筑波大学の寄宿料値上げに関する説明会を批判します」という文書と、2026年1月20日に、筑波大学主催で学生向けに行われた学生宿舎の寄宿料値上げについての説明会の反訳書が私に送られてきました。筑波大学の複数の学生に確認したところ、実際に同日に行われた説明会の内容と符合しているということだったので、これを、私の責任において、公開することにしました。
筑波大学は、説明会に参加した学生に対して、説明会の内容を外部に公表することを禁止しているようですが、これは学生の言論の自由に対する不当な制限であり、憲法21条1項に違反する人権侵害行為です。学生の生活の基礎となる寄宿料を一方的にしかも大幅に値上げすることは許しがたいことであり、しかも、その説明会の内容について批判する言論すら封殺するという行為は真理探究の場である大学がやってはならないことです。
私は、筑波大学出身者として、また、基本的人権を擁護し、社会正義を実現する使命を有する弁護士として、この学生有志の勇気ある言論を支持し、これからも何らかの力になりたいと思います。
2026年2月15日
筑波大学比較文化学類1980年入学・1985年卒業
弁護士 指宿 昭一
<参考>
筑波大、学生宿舎の利用料を最大2.1倍値上げへ 留学生授業料も
毎日新聞
2025/12/19 09:45(最終更新 12/19 13:27)