トールエクスプレスジャパンで残業代相当額の不払賃金請求

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トールエクスプレスジャパン(旧フットワークエクスプレス)に新しい労働組合(日本労働評議会トール広島分会)ができました。タクシーのKmグループ国際自動車と同じように、残業代が実質的に支払われていない賃金規定が不当だとして、不払賃金の請求を求めて、広島支店の労働者が立ち上がりました。同社では、能率手当の算定において、時間外手当(A)(能率手当以外の賃金の時間外割増賃金)を控除しています。これは、国際自動車第1次訴訟一審・控訴審判決の論理にれば、労基法37条の趣旨に反し、公序良俗違反として民法90条により無効になり、会社は時間外手当(A)と同額の不払賃金の支払い義務を負うことになります。さらに、能率手当の金額が増額する結果、時間外手当(B)(能率手当の時間外割増賃金)にも不払いが生じていることになります。
分会は、本日、会社に結成通知と団交申し入れを行いました。

トールエクスプレスジャパンに働く労働者のみなさん。この問題に疑問を持っている方は、ぜひ、労評本部、大阪府本部、最寄りの県本部、もしくは暁法律事務所(労評顧問)まで連絡をください。

トールエクスプレスジャパン 広島で新分会結成される(日本労働評議会HP)
http://www.rouhyo.org/news/428/

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