外国人の人権シンポジウム@千葉・幕張

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パネラー:渡邉彰悟氏(第一東京弁護士会)、杉澤経子氏(東京外国語大学多言語・多文化教育研究センター)、駒井知会氏(横浜弁護士会)コーディネーター:指宿

 9月21日、関東弁護士会連合会は、千葉県幕張で「外国人の人権」をテーマにシンポジウムを行いました。私は、同連合会シンポジウム委員会副委員長として、1年2ヶ月間、準備に携わってきました。 シンポは、前半で基調報告を行い、後半で「外国人事件への弁護士の取り組みの拡充のために」というテーマでパネルディスカッションを行いました。 基調報告で取り上げたのは、①入管問題、②外国人労働、③多文化・他民族共生社会、④ヘイトスピーチ(差別表現)規制、⑤弁護士へのアクセスの5点です。ヘイトスピーチ規制の問題と、外国人労働で取り上げたALT(外国語指導助手)は、まだ、弁護士があまり知らない問題なので、画期的ではないかと思っています。 シンポ委員会が調査した内容は、明石書店から「外国人の人権 外国人の直面する困難の解決をめざして」というタイトルで出版されました。  シンポに続けて行われた同連合会の大会では、「外国人の人権に関する宣言」が採択されました。今後、同連合会及び所属する各弁護士会で、宣言に基づいた取り組みを行っていく必要があります。

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