2024年9月に、韓国・清州(チョンジュ)市で開催された第18回日韓労働法フォーラムで日本の外国人労働者政策の展望について報告をしました。その報告が、雑誌「労働法律旬報」2024年12月下旬号に掲載されました。
私は、この報告で、日本の外国人労働者受け入れ政策の方向性として、①「単純労働者」を受け入れないという政府方針を廃止し、②労働者から紹介手数料を取り、転籍の自由を認めない「技能実習」的な受け入れ(「育成就労」も含む)を止め、③定住化につながる受け入れを拡大することを提案しました。
興味のある方は、ぜひ、お読みください。
労働法律旬報No.2070 2024年12月下旬号
[特集]日韓における外国人労働者をめぐる法政策の展開と今後の展望
https://www.junposha.com/book/b656310.html
解題=緒方桂子…………06
日本における外国人労働者をめぐる法政策の歴史的展開の概観=武井寛…………11
韓国の外国人雇用政策と法的争点=盧昊昶/訳 山川和義…………29
日本における外国人労働者政策の展望=指宿昭一…………44
外国人労働者政策の現状と立法課題=金潾/訳 緒方桂子…………55