被災地視察(石巻・東松島・女川)

東松島市大曲浜地区:津波で511世帯の集落が無くなってしまったとのこと 

石巻市門脇小学校:震災当時、児童224人と教職員21人がいたが、日和山に非難して全員無事。下校した7名の児童が死亡。 

津波によって倒壊したビル:女川町には、今も、津波で倒壊したビルが放置されている

 日本労働弁護団のスタディーツアーで、石巻、東松山、女川の被災地を視察してきました。
 東北労弁の佐藤正明弁護士に同行していただき、菊池英行さん(現地の元高教祖委員長)に案内をしていただきました。
 すでに、震災から1年8ヶ月がすぎていますが、震災と津波の被害をこの眼で見、被災者である菊池さんに説明していただくことで、被害の実態をある程度認識できたように思います。
 震災と津波自体は自然の力による災害ですが、このような災害を予測した対策の不足、そして、復興における様々な矛盾を感じました。特に、女川町では、駅前の町がなくなってしまっており、津波によって倒壊したビルが、今も何軒かありました。女川原発も13メートルの津波に襲われており、あと1メートルで海水ポンプが冠水し、もし、15~20メートルの津波であれば、福島第一原発と同じ状況に陥ったであろうとのことでした。
 
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