昨日、日本労働弁護団では、「外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律案に対する声明」を発表しました。
外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律案に対する声明(日本労働弁護団)
http://roudou-bengodan.org/proposal/detail/post-81.php
(結論部分)
「本法案は、安価な労働力確保のために技能実習制度の拡大により劣悪な労働環境で就労を強いられ、これを改善するための権利行使の道が閉ざされている外国人労働者を増加させるものであり、使用者全体のモラル低下や、日本社会全体の雇用の劣化を招くものである。本法案による技能実習制度の拡大は、断じて当該技能実習生だけの問題ではなく、日本の全ての労働者・労働組合にとっても他人事とはいえない自らの課題であって、真剣な取組みが求められる。」