「100円裁判」の完全勝利和解(奥羽木工所事件)
2017-05-03
「100円裁判」の完全勝利の和解調書が届いた。契約社員の労働者が日給を100円切下げるという契約書に署名させられ、それが無効だとして、差額賃金を請求した訴訟(奥羽木工所事件・仙台地裁平成28年(ワ)第486号)。
日本労働評議会奥羽木工所分会組合員の事件。日給100円の切下げも許さないという組合方針に基づき提訴し、減額前の日給金額を確認させ、差額賃金もきちんと支払わせることができた。守秘義務条項(口外禁止条項)も付けさせなかった。
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