7月26日、第二東京弁護士会でシンポジウム「現代日本のヘイトスピーチ」を開催しました。私は、司会を務めました。
この問題には、同弁護士会人権擁護委員会外国人・民族的マイノリティ部会で2010年から取り組んできました。
今回のシンポジウムでは、新大久保デモなどのヘイトスピーチの現実と、法規制の可否について討議しました。抽象論でなく、具体的事実に基づいた議論ができたのではないかと思います。特に、「ネットと愛国」の著者である安田浩一さんの報告は圧巻でした。
差別発言デモへの規制考えるシンポ NHK NEWS WEB 7月27日 4時31分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130727/k10013331891000.html
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
シンポジウム「現代日本のヘイトスピーチ」
~~ヘイトスピーチ言論の法規制は可能か
排外主義的言論に抗して~~
日 時 2013年7月26日(金)午後6時~午後8時30分
場 所 弁護士会館10階1003号室
内 容 第1部 報告
報告者 安田浩一氏(ジャーナリスト)
板垣竜太氏(同志社大学准教授)
渡邉彰吾氏(弁護士・第一東京弁護士会)
第2部 パネルディスカッション
------------------------------
最近、新大久保や鶴橋における民族差別的デモの話題をしばしば耳にします。こ
のような排外主義的言論に対して、私たちはどのような対応が可能なのでしょう
か。言論の自由市場が保障されるべきなのか、新たな法規制が必要なのか…難し
い問題ですが、真剣に考えるときが来ています。
今回のシンポジウムでは、排外主義的運動の現状を整理した上で、ヘイトスピー
チ規制立法の是非について参加者の皆様と一緒に考えたいと思います。