Archive for the ‘コラム’ Category

トランプの入国禁止を批判できない安倍首相

2017-02-01

トランプ大統領の入国禁止を批判できない安倍首相。日本では、日本生まれで本人には全く責任のないタイ人中学生(当時)ウティナン君に対して、退去強制令を出しているんだから、批判できないのはある意味当然。
今度、高校生のウティナン君は、法務大臣に在留特別許可を求める再申請をした。法務大臣は速やかに認めるべき。大丈夫。これを認めても、安倍首相は、あなたを解任なんかしないから。

30日にアベマプライム(テレビ朝日系のインターネットテレビ・アベマTVの番組)で、ウティナン君の近況を報道。今なら、動画が観られます。

国外退去命令のタイ人少年 「僕を日本にいさせてという願いをずっと出していこうと思う」Abema TIMS
https://abematimes.com/posts/1959825

謹賀新年

2017-01-01

法律事務所設立から9年4ヶ月が経過しました。2015年12月に入所した中井雅人弁護士は、本年1月1日付で独立し、大阪で新事務所(私の事務所と同名の「暁法律事務所」)を設立します。
昨年は、インドカレー店「シャンティ」でインド人を中心とした労働者が結成した労働組合を支援しました。賃金未払いと倒産問題に取り組む労働組合の闘いはマスコミでも大きく報道され、希望者全員の再雇用実現という解決をみました。この事件の記録が、「オキュパイ・シャンティ」というドキュメンタリー映画になり、年末に初上映されました。
2012年5月に提訴した、タクシー会社Kmグループ国際自動車への残業代請求訴訟は、本年1月31日に最高裁で口頭弁論が開かれ、いよいよ判決を迎えます。多くの運輸労働者に影響を与える重要な判決になりそうです。
 本年もよろしくお願いします。   2017年 元旦
〒169-0075東京都新宿区高田馬場4-28-19
            きりしまビル4階 暁法律事務所 
 弁護士 指宿 昭一
電話03-6427-5902/FAX03-6427-5903
e-mail:ibu61@nifty.com   HP :http://www.ak-law.org/

*中井弁護士のHP
http://www.ak-osaka.org/

関東ブロック労委労協で「最近注目の労働関係の判例、命令の解説」の講師

2016-10-10

10月8日、関東ブロック労委労協で「最近注目の労働関係の判例、命令の解説」の講師として4つの判例と1つの命令について報告させていただきました。
労委労協は、全国労働委員会労働者側委員連絡協議会の略称。今回は、その関東ブロックの研修会でした。

第1講座は、元判事の草野芳郎(前学習院大学教授・弁護士)先生の「労使紛争の和解の進め方」。ここから参加して、勉強させていただきました。

第2講座が、私の担当。以下の判例、命令を報告しました。

1 長澤運輸事件(東京地判平28.5.13労判1135号11頁)
2 ハマキョウレックス(差戻審)事件(原審・大津地裁彦根支判平27.9.16労判1135号59 頁、控訴審・大阪高判平28.7.26判例集未掲載)
3 きょうとユニオン(iWAi分会・仮処分)事件(大阪高決平28.2.8労判1137号5頁、京都地決平27.10.16労判1137号14頁)
4 国際自動車事件(東京地判平27.1.28労判1114号、東京高裁平27.7.16労判1132号)
5 日本放送協会事件(中労委平27.11.4別中労時1493号16頁)

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コミュニティ・ユニオン全国交流集会inひろしまに参加

2016-10-04

10月1日から2日、第28回コミュニティ・ユニオン全国交流集会inひろしま~希望としてのユニオン・明日へ!~にに参加。全国から約70団体、320名が結集。
韓国の希望連帯労組の報告、広島電鉄全正社員化の経緯と成果につき私鉄中国地方労働組合広島電鉄支部執行委員長・佐古正明氏の報告、争議報告、どれも、刺激になり、勉強になった。
分科会は「活用しよう!労働委員会と労働審判」(第6分科会)に参加。労働委員会や労働審判をしっかりと利用し、問題に取り組んでいる労組活動を知り、元気づけられる。
初日終了後には、終了後、ユニオンの研究者とユニオン活動家たちとカキで一杯。

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「きょうとユニオン(iWai分会・仮処分)事件」について報告

2016-09-13

 昨日、労働弁護団の労働判例研究会で、「きょうとユニオン(iWai分会・仮処分)事件」について報告をしました。職場占拠に伴うストライキに対して、会社が不動産明渡し等を求めて仮処分を申し立て、認められなかったという事件です。一審では、保全の必要性が否定されましたが、抗告審では、さらに争議行為の正当性が正面から認められました。
ストが減ったとはいえ、ストは労働者・労働組合の最後の切り札です。そして、ストを支えるピケや職場占拠やボイコットを含めた争議権を憲法28条は保障しています。しかし、従来の裁判例は、ストを支える争議手段の正当性を狭く解釈してきました。この決定は、職場占拠の正当性を比較的広く認めるものとして、重要な価値があると思います。
 興味のある方は、「労働判例」1137号掲載の決定及び「季刊・労働者の権利」314号(春号)「権利闘争の焦点・百数十日に及ぶ職場占拠を伴うストライキに争議行為の正当性を認めた事例」(塩見卓也弁護士)(109P)をお読みください。
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「季刊・労働者の権利」で特集「労働運動の新展開」

2016-08-13

 私は、日本労働弁護団の機関紙「季刊・労働者の権利」の編集に関与していますが、担当の夏号(315号)で「労働運動の新展開―ユニオン運動の模索―」という特集を組みました(特集Ⅲ)。
 日本の労働運動の弱体化に対して、ユニオン・合同労組の運動が新たな道を切り開くといわれて久しいですが、ユニオン運動も組織化等の課題を抱え、模索が続いています。その模索のいくつかの取り組みをこの特集で紹介しました。関西生コンや総合サポートユニオンによる業種別職種別労働運動の取り組み、アメリカのコミュニティ・オーガナイジング(住民組織化)の手法を取り入れているプレカリアートユニオンの取り組み、最低賃金大幅引き上げキャンペーンによる新しい質を持った労働運動の構築と反貧困運動の再起動の取り組み、労働相談から職場の合同労組支部建設を連続的に勝ち取っている東京東部労組の取り組みの4つを取り上げました。
 労働弁護団は労働者側の弁護士の組織ですが、我々仕事は法廷だけにあるのではなく、労働運動と結びつき、その発展のために尽力することも大事な仕事だと思います。今回の特集を通じて労働弁護団内外で、労働運動の発展のための議論が巻き起こることを期待しています。
 
 「季刊・労働者の権利」は一般の書店では販売していないので、購入希望の方は、労働弁護団本部までファックスで申し込んでください。1冊でも購入できますが、ぜひ、年間購読をご検討ください。
 注文用FAX用紙↓
 http://roudou-bengodan.org/books/docs/%E3%80%8C%E5%8A%B4%E5%83%8D%E8%80%85%E3%81%AE%E6%A8%A9%E5%88%A9%E3%80%8D%E6%B3%A8%E6%96%87%E6%9B%B8.pdf

季刊・労働者の権利 315号(2016年7月発行)
特集Ⅲ 労働運動の新展開-ユニオン運動の模索-
 ① 業種別職種別ユニオンの構想  木下武男 労働社会学者(元昭和女子大学教授)
 ② コミュニティ・オーガナイジングとユニオン運動  清水直子 プレカリアートユニオン執行委員長
 ③ 「最低賃金大幅引き上げキャンペーン」と「新しい質をもった労働運動」の構築と「反貧困運動の再起動」  河添 誠 「最低賃金大幅引き上げキャンペーン」委員会事務局メンバー/元首都圏青年ユニオン書記長
 ④ 労働相談から職場の合同労組支部建設へ 須田光照 全国一般労働組合全国協議会東京東部労働組合書記長

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労働カフェのすすめ

2016-07-10

 各地で憲法カフェという取り組みがなされている。これは、憲法を本当に国民のものにするための素晴らしい取り組みだと思う。憲法講演会、憲法学習会ではなく、「カフェ」であるところがいい。講師の報告を聞くだけでなく、参加者が意見を述べて話し合うという趣旨がそこに見える。
 そこで提案がある。労働カフェもしくは労働法カフェというような集まりを、草の根でやりましょうという提案である。労働法講演会、労働法学習会ではなく、労働問題や労働法について、お茶を飲みながら、楽しく勉強し、語り合い、相互に学ぶという取り組みである。残念ながら、日本の労働者は自らの権利について知らない。解雇、残業代不払い等の問題について、声をあげられず泣き寝入りする労働者も多い。そういう日本の労働者が自らの権利を知り、権利行使の方法について語り合う場が必要ではないか。「それは、労働組合がやればいいことだ。」という声があるかもしれない。もちろん、労働組合も、各職場でそういう企画をやってほしい。それだけではなく、労働組合のない企業、労働組合に加入できない非正規労働者、これから社会に出ていく、そしてアルバイトをしている)大学生、高校生も参加してほしい。今、雇用という形で働いていない方にも、家族や友人のために、そして自分の将来のために参加してほしい。
 実は、そういう取り組みはすでにある。仙台で始まったWorkafe(ワーカフェ)という労働問題について考えるサークルは、山形、東京や大阪にも広がっている。
 日本の労働者の権利を本当の意味で根付かせるために、全国各地で労働カフェの取り組みを行おう!

Workafe(ワーカフェ)(仙台)
http://workafe.nomaki.jp/katudou.html

Workafeやまがた
http://blog.livedoor.jp/workafe_yamagata/

Workafe Tokyo
http://workafe.jp/
(フェイスブック)https://www.facebook.com/workafe.tokyo/posts/974550079242685

Workafe OSAKA
(フェイスブック)https://www.facebook.com/workafe.osaka/?fref=nf

在日ビルマ市民労働組合主催シンポ「ビルマ人技能実習生問題」で発言

2016-03-28

 昨日(3月27日)、在日ビルマ市民労働組合主催のシンポジウム「ビルマ人技能実習生問題」で実習生弁連を代表して発言。
 ビルマ人実習生3人から、事前に聞かされていた労働条件とまったく違う条件で働かされ、是正を要求したら、違約金を請求されて、帰国を言い渡され、逃げるしかなかったという経験の報告があった。
 他に、APFS労働組合・山口智之委員長、津田弥太郎・参議院議員(民主党)、JAM(ものづくり産業労働組合)から発言。
 会場には約20人のビルマ人実習生を含む100人以上の参加があり、活発な議論が行われた。実習生から質問もたくさん出た。
 ビルマ人の実習生の状況は、他国から来た実習生に比べて特にひどい。支援体制の構築を急がなければと考えた。

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<チラシ>
http://migrants-refugees.com/jpeg/leaflet/burma_trainee.jpg

中部全労協で労働法制改悪についての講演

2016-03-05

 昨日は、中部全労協の春闘総決起集会で、「労働法制改悪と労働組合の課題」について講演。終了後の飲み会では、国鉄分割・民営化と闘った鉄建公団訴訟(私は弁護団の一員)の話で盛り上がる。
 

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南和寺(ベトナム仏教寺院)を訪問

2016-02-07

 外国人労働者弁護団の弁護士名5名、司法修習生3名、通訳2名、その他2名で、越谷の弁護士名5名、司法修習生3名、通訳2名、その他2名で、越谷の南和寺(ベトナム仏教寺院)を訪問してきました。
 今日は、ベトナムの旧暦の大晦日で、お祭りをしていました。読経に同席し、爆竹、獅子舞を見学し、フォーとタピオカの甘い何かを頂きました。副住職さん(尼僧)にご挨拶をして、お祭りの最後のカラオケ大会でみなさんに「弁護士が来ました。」と紹介もさせてもらいました。「弁護士」と聞いたとたんに、たくさんのベトナム人が名刺を取りに来て、あっという間に名刺がなくなりました。
 楽しくて有意義な訪問でした。毎月の集まりと、年に4回の大きなお祝いがあるそうです。
 また、訪問して、ベトナム人のみなさんとの交流を深めたいと思います。  (指宿)

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